北海道岩見沢市の「atrier 花*杢」 太鼓の製作・演奏/造形制作/身近な自然と生活について /空と倉庫という猫ブログもやっています。
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1月も中頃に入った。仕事柄、この時期はややゆとりがある。今まで進められなかった、ジャンベ制作第2弾をスタートするには良い機会と、設計を始めた。
今回のジャンベが、自分の中では本命である。テーマは、「旅するジャンベ」
ジャンベは、どうしても重くかさばるため、移動が楽ではない。しかし、今自分が
目指すのは、日本国内様々な場所(いずれは、海外も!?)へ趣き、その場から受けた
インスピレーションを音にしてゆく事であり、軽く、小さなジャンベが必要なのだ。
しかし、サイズダウンは音域のダウンに繋がる。これは、いつくかのタイプを試してみて間違いがない。ジャストサイズで、かつ移動に不都合のないジャンベを作らなければならない。
(そうなると、ジャンベにこだわる理由はあるのか。となるが、ジャンベからスタートしたのだ。やはり、こだわらなければなるまい。)
そこで、考えたのが「旅するジャンベ」。本体下方のスカート部分が可変するジャンベである。
使用の際は、通常のジャンベ同様で、移動の際はそのスカートを中に収納する。これは、一木彫りでは作れないが、今やっているベニヤの積層作り方なら出来る。そして、きっとこれは、他に類を見ないはず。
今回は、ロープチューンではなく、金具を使う。先日、その金具制作の打ち合わせに江別市にある金属工房ガルフの西山さんと打ち合わせをした。西山さんには、学生時代お世話になりっぱなしだったけど、久しぶりにあえて嬉しかった。西山さん、よろしくお願いします。
ということで、自分の中ではもう見えている「旅するジャンベ」だが、時間の都合上、その形が具現化するのは雪解けの頃かと思っている。これが出来れば、『旅するジャンベを持ってジャンベ演奏の旅」がスタートする。