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空と太鼓

北海道岩見沢市の「atrier 花*杢」 太鼓の製作・演奏/造形制作/身近な自然と生活について /空と倉庫という猫ブログもやっています。

太鼓とアンプ

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太鼓とアンプ

こんにちは。久々の更新です。
気づけば11月も末。今年は本当に忙しく、自分のための時間が
ようやく取れるようになって来ました。
で、ようやくひと段落で気持ち的にもゆとりが生まれ、やっと太鼓を
叩く気になれた今日この頃です。(5月くらいから叩いていなかったんじゃないだろうか)

さて、今年はそんな感じで、太鼓制作も一旦ストップしており、ようやく
年の初めにグランジ工房さんから譲ってもらった内山伸治さんの遺した太鼓を
仕上げたのが11月の中頃。
 これが、その太鼓。直径30CM程度、重さ4kg弱。猪皮。

この太鼓、小さいながらとても好みの音がします。ヤギ皮のような高音はなりませんが、
野生的な低音・倍音と心地よいパキッというクラップ音が鳴ります。いやあ、猪皮!
好きです。これからも猪皮を積極的に使いたいですが、なかなか手に入りませんね。
グランジ工房の長谷川さん、今回は本当にどうもありがとうございました!!
ようやく太鼓を叩く気になったのも、この音があったからかもしれません。

で、長谷川さんからお話を頂いた時にいくつかあったジャンベの中から
このサイズの太鼓を選んだのには訳がありまして、
太鼓を持って各地に赴き、気になる場所で演奏をするという「旅するジャンベ構想」
というものがあるのです。(自分の中で)
そのためのベストサイズの胴を譲っていただき、この度その全貌が完成したので
久々のブログ更新をしています。

その際には、ジャンベだけでも十分良いのですが、ちょっと色々遊んでみようということで、
ジャンベをアンプにつなぐことも計画していました。
今日は、だいたいパーツが揃ったので、そのセット構成も紹介します。

 ジャジャ〜ン!これがそれ。(関係ないものも写ってますが)

今回は、アンプをつなげることが重要で、そのためのセット構成となっています。
ジャンベにアンプなど、邪道!と思う人もいるかもしれませんが、それには理由もありまして。
その理由は後ほどということで、とりあえず構成をご紹介。

まずは、ジャンベの音を拾うマイクですが、これは123ミュージックさんの製品の
MSPピックアップマイク。
 123musicさんのHPはこちら。

これは、ピエゾマイクを磁石でいろんな楽器にくっつけて使用するマイクで、
なかなか良い音を拾ってくれます。パーカッションの場合、基本は皮を挟み込むのですが、
音がビレる気がするのでこの太鼓には胴内に2箇所、磁石を内蔵させて、そこに接続しています。
 
皮のすぐ下とスカート部分に磁石を設置。場所により若干、音が変わり面白いです。

そして、次にアンプですが、アンプはYAMAHAの「THR5a」というパーソナルアンプを採用。
理由としては、携行性、電池駆動、そして何よりこのレトロなデザインです。
 THRシリーズの中の、アコースティック用アンプ。

ここは、移動を最優先して考えました。5Wのスピーカーながら、なかなか良い音質です。
アコースティックギターをつなぐと、様々なマイクの音質が楽しめるのですが、
ジャンベの場合どのマイクパターンにしても大差ありませんでした。
エフェクトは多少かかりますので、その部分ではやや遊べます。
また、IPHONEなどをつなぐこともできて、外部音源との一人ちょいセッションもできます。
あくまでもパーソナルユースのアンプなので、ライブなどには不向きですけど。
詳しくは、こちら。 で、なんでこんなアンプを採用したかというと、今回は単純に音を一旦電気信号に変換する
必要があったのです。

それはなぜかというと、この不思議な製品を使ってみたかったから。
 七沢賢治研究所開発のミニロゴストロン

この製品は、基本的には、電気機器のラインに挟むと電流を整流する働きがあるそうで、
ステレオなどに使用するとぐっと音が良くなるとのこと。実際やってみると、不思議と
音がとてもしっかりと心地よくなることを体感しました。要は不要なノイズを取り除く。
という触れ込みです。
が、その他にも様々な作用があるようでして。自分としては、そのほかの作用が気になって
いるのですが、その辺はちょっとトンデモ話でもあるので詳しくは書きませんので、
興味があればご自分で調べてみてください。
(ちなみに、エグザ〇〇のボーカルもこの種の製品をライブで使用しているとかいないとか)

さて、今年はもう雪も降り、旅するジャンベに赴くことができませんでしたが、
来年の雪解けからは、いよいよこのセットとともに旅に出たいものです。



以上、久々の更新でした〜。( ^ω^ )


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杢 内山 貴雅
性別:
非公開

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